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ゴミ箱から拾い上げたモノ

「青いステプラーどこいったか知ってる~?」
夫からの質問です。

ん?、ステプラー?

あぁホッチキスのことね。
「捨てたよ」と私。

私を攻めるわけでもないが、
何だか寂しげな表情を浮かべる夫。
「新しいのがあるじゃん。
それにあれ調子悪かったし」

いやっ、調子が悪かったわけではない。
ホッチキスなんて家にいくつもいらないし、
一番年季の入ったやつを捨てただけなんです。

夫が言うには
「あれ、とても使いやすかった」そう。

えぇぇ、そうなの?

私はホッチキスを留めたときの裏の
“ぷっくり”がイヤなんですよね。
厚みが出てしまうし。
毎回ホッチキスのお尻の部分でえいっ、と
押して平らにする作業が面倒でした。
ホッチキス② 


ある時、ホッチキスを留めると同時に
ほぼ平らになるという機種を発見,
即購入!

なんて使い心地がいいんでしょう。

今までのストレスがこれで解消される~と
喜んだものです。
今から10年以上前のことです。
 

だから年季の入った、しかも
“裏ぷっくり”仕様のものなんていらないわ、
ぽいっ。

ところが、夫は“裏ぷっくり”が好みらしい。
知らなかった。

基本的に夫のものはよほどのことがない限り
勝手には捨てません。
自分では判断が付かないし、
私にはただの紙切れでも夫にとっては
重要書類ということもあります。
何よりも自分のモノを勝手に
捨てられることに私も抵抗があるからです。
たとえ夫婦であれ。

どんなモノでも必ず聞いて捨てていましたが、
今回は私の判断です。

もしかして、と燃えないゴミ用のゴミ箱を
漁ったところ、ありましたありました!
ホッチキス① 
 
拾い上げてキッチンカウンターに
何気なく置いたそれを夫が発見。
「あれっ、あったの?これこれ」と満足げ。
やけに嬉しそう。

やっぱりどんなモノでも、
 夫のモノは夫のモノ。
勝手に捨ててはだめですね。反省...。
でもあって良かった。ほっ。