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「もう、うんざり」

二泊三日の日程で実家の引っ越しの

手伝いをしてきました。
あまりの荷物の多さにどうにもならず、
ついに姉からのSOS。
翌日新幹線で駆けつけました。

リビングには段ボールの山。
まずはリビングとキッチンの
片づけをしなければ生活ができません。

段ボールを開けても開けても
出てくるキッチン用品。
私が小学生の頃使っていた
お菓子作りの道具まで出てきました。
懐かしくて思わず手を止めて
当時の自分に思いを馳せる私。

いけないいけない、こんなところで
立ち止まっている時間はないのです。

食器に関しては数えきれないほどの数。
しかも同じ大きさのものも多い。
つい最近こんないいお皿があって
10枚セットで買ったのよと
嬉しそうに話す母に「はいはい」と
軽く流し作業に没頭。

これ使ってるの?
これ使うの?
これいるの?

私の質問に
だめよそれは捨てちゃ。
それは大切なの。
たまに使ってるわ。

そんな返事が返ってきます。

 
↑食器のほんの一部です

考えたら40年近く引っ越しをしないできた家族。
収納場所も割と豊富だったので何でもとっておく。
モノと向き合うことをしてこなかった結果が
これなんだなとしみじみ思いました。
親が悪いのではない。
そういう機会もなかったし、それを
教えてくれる人もいなかった。

責められないなと思いました。

どんな暮らしがしたいのか。
それはある程度はあるらしいです。
でも、それを実現するためには
やはりモノと向き合い手放していくことも
大切。
それに気づくのにはまだまだ時間が
かかるのかもしれません。

初日の夜もせっせと作業する私。
ダンボールの中から出てくる同じような鍋や
ざるぼうるそして大量の食料品などを目の前に
ついに言い放ってしましました。

「もう、うんざり」

それを横で聞いていた姉は大笑い。
明日も朝から作業開始です。