昨日、マンション現場にて
その部屋の設計変更に携わった方と
話す機会がありました。
女性ならではの目の付け所が違うなと感心。
図面上では気が付かない細かいことまで
考えていてかなり勉強になりました。
ただ一つ気になったのが洗面室の収納スペース。
洗面室に隣接する部屋の間取り変更に伴い、
もともとあった洗面室リネン庫奥行を
さらに深くしたというそのスペースを拝見。
間口600mm程度で奥行が800mm。
使いにくい...。
正直な感想です。
ただその設計の方は
「デッドペースを作るくらいなら、
いっそのこと奥行を深くしたほうがいい」という。
「奥行があったほうが
普段使わないモノの収納にも出来る」とも。
んー、考えさせられました。
その方の言うことももちろんわかります。
でも、でも。
「収納豊富の落とし穴」
私はそう呼んでいます。
収納形状も整理収納にはとても大切です。
特に奥行き。寸法が少し違っただけで
一気に使いにくくなり、やがて詰め込むだけの
ごちゃごちゃとした空間になってしまいます。
“普段使わないものの収納”
それはいつか死蔵品となる日が来る。
そう思います。
その収納スペースの奥行は
押入れ並みにあります。
設計者に聞けばお客様はタオル類や洗剤など
ストック品の収納を希望したと言います。
本当にこれでいいのだろうか。
ずっともやもやとした気持ちは残ります。
ただ単に収納がたくさんあればいいという
ものではない、そこに何を入れてどのように
使うのかを考えていかなければ、すぐに
ごちゃごちゃしてしまいます。
片付かない家と化してしまうのは、
そこに住む人だけの問題ではなく
間取りにも原因はある、そんなケースもあると
思っています。
