玄関に入った途端
「おぉぉぉぉぉーっ」。
もちろん口には出しません。
先日お邪魔したお宅のお話しです。
バッグが散乱しています。
「玄関が散らかっているお宅は部屋の中も同じ」
そう確信しています。
ブレたことはほとんどありません。
「やっぱり...」
2Fのリビングに通された私の
心のつぶやきです。
南側に面したそのリビングには
日差しが降り注ぎとても気持ちがいい~。
でもその気持ち良さも部屋のあまりの
散らかりように、残念ながら
かき消されてしまいました。
コルビジエのLC4シェーズロングに
アルコランプ。
センス良くレイアウトされているのに
本当にもったいないと思ってしまいます。
なぜ?
どうしてこうなったのか
なぜこの状態なのか
踏み込んで聞いてみました。
これを聞かなければ先へは進めません。
「片付けは主人の担当なんです」とぽつり。
ご主人はそこそこきれい好きで
片付けもされるそうですが
なにせ毎日帰りが遅く部屋の片づけまで
手が回らないといいます。
奥様がやればいいのでは?って
聞きたくなりますよね。
「私がやってしまえば
主人はもっとやらなくなります」
「忙しいのは私だって同じ。仕事に家事に
やらなければならない事がたくさん。
せめて片付けだけでもやって欲しい」
そんな切実な思いを汲んでご主人が
僕がやると手を挙げてくれたと言います。
そうは言ってもご主人も忙しくて
どうにもならない。
「意地です」と奥様。
意地なんて張らなくたって
我慢比べをしなくたって
どちらかがやればキレイが持続します。
気持ち良さは伝わります。
心地良い空間を共有できます!
仕事から帰って来てうんざりするより
ほっとする空間の方がどれほどいいか。
片付けというよりまずはお掃除。
こんな時だってあります。
ほこりが至る所につもっているし
小物も散乱している部屋を徹底的に
キレイにしてその日は終了。
部屋自体はきれいになっても
何だかやりきれない気持ちが残りました。
奥様の顔が笑顔になったことが
その日の収穫、ですかね。
