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パーゴラに心奪われて

寒かった昨日。

ランチに入ったうどん屋さんで

思わず見入ってしまった男性の所作!

 

軽く手を合わせ「いただきます」。

綺麗な箸の持ち方で、背筋を伸ばし

美味しそうに食べる姿は

とても美しかったです。

(お箸をきちんと持てる人は好きです)

 

見入っていたのは私が身支度を

済ませるまでのほんの少しの時間でした。

 

美しい所作の男性を見た、

たったそれだけです。

でも確実に私の心は感動にも似た感情を

抱いていました。

 

その思いのまま午後仕事に向かいました。

 

本音を言うとお客様のお宅へ向かうのは少々

気が重かったのです。

体調はあまり万全ではないし、

行ったこともない駅だし

ましてやちょっと距離はあるし、って。

 

でもランチの時に見かけた男性の

お陰で足取りは確実に軽く

冬独特のキンとした空気の冷たさも

返って心地良く感じます。

 

途中にあったパーゴラの美しさといったら。

好き!

パーゴラがとても好きです。

 

そう長くはない距離でしたが

そこにリズムが生まれ

独特の空間が出来上がります。

 

 

時間があったら私もそこで

休憩したいと思いましたが

先を急がなければなりません。

ご夫婦であろうお二人が懐から出した

缶コーヒーを飲むあたり、恐らく「ここで」と

決めていたのでしょうね。

と、勝手に想像。

 

憩いの場なのでしょう。

 

寒いしゆっくり歩くの苦手だし、

いつもなら見過ごしていたかもしれない

街の風景も気分次第でこんなにも感じ方が

違ってくるものですね。

 

 

 規則正しく並んでいるベンチも

「いいかも」と思うあたり

いつになく気分がいいんです。

 

私は人から「わかりやすい」と

言われます。

怒っているのか楽しいのか

気分がいいのか機嫌が悪いのか

すぐにわかるそうです。

 

そうそう会社勤めをしていたころ

上司から「稲村さんの足音を聞けば

機嫌がいいかわかる」と

言われたことがあります。

 

単純なんですよね、きっと。

 

寒さが一段と厳しくなった夕方

駅のホームで飲んだホットレモンの

美味しかったこと。

 

ご機嫌でした。