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小さな幸せ~お日様の匂い~

仕事が急遽キャンセルとなり

思いがけずゆったりとした朝を迎えました。

 

天気もいいしこれは布団を干すしかない!と

枕も一緒にベランダへ。

 

気持ちいいなぁって思います。

 

夜、ベッドに入った時のあの

「お日様の匂い」

大好きです。

 

枕もふっくらして本当に気持ちいい。

 

 

小さな幸せってこんなことなんだなぁと

しみじみ思います。

 

休みの日だからと言って

必ず干せる訳ではありません。

 

お天気が悪かったり

干すタイミングを逃したり

面倒くさいと思うときだってあります。

 

今日みたいにちょっと気持ちに

余裕がある時は張り切りますね。

 

私の母は布団をしょっちゅう干していました。

天気がいい、ただそれだけで家族五人分の

布団すべてを干すのです。

 

そりゃあ大変な労働です。

干す時も取り込む時も近くに誰かいれば

当たり前のように手伝わされました。

 

高校生の頃、ベッドカバーを手作りしました。

布を買ってきてミシンでシャカシャカと。

当時はお手本となるものがなかったから

自分であれこれ考え作っていました。

フリルも付けてイメージ通り。

自分でいうのもなんですが、これが

なかなかの出来栄えでした。

 

ベッドカバーを掛けて

一旦部屋から出て、再び入ってみる。

それを何度も繰り返していました。

 

そのたびに嬉しくて。

憧れの部屋に一歩近づいた時でした。

 

高校に行く前に布団を整え

ベッドカバーを掛けて

ベッドメイキングは完成。

 

ところが。

帰宅するとそのベッドカバーは

何事もなかったように外されています。

干して取り込まれた布団は三つ折りで

「そこから先は自分でやりなさい」と

言わんばかりの状態です。

 

悲しいのなんのって。

 

部屋に入った時のあのちょっとした

ワクワク感を味わいたかったのにな。

 

布団を干す事が好きな母との攻防、ですね。

 

娘の想いを知ってか知らずか、

でもお日様の匂いで幸せを感じる事を

教えてくれたのは母です。

 

先ほど取り込んだ布団。

早速夫は「仮眠してくる~」と

寝室に消えていきました。

 

きっと、幸せを感じているに違いない。