あきらめました。
もう一度夏を満喫しようなんて
ささやかな願い。
さぁ、気持ちを切り替えて
秋にシフトします。
先日お目にかかったお客様ははまだ
お子さんが小さく保育園に預けながら
共働きをしています。
でも子供がいるからという
言い訳はしたくない。
そう言い切ります。
キッチンには所狭しと調味料や
調理器具が並んでいるのですが、
何だか微笑ましい。
手書きのレシピも冷蔵庫や収納庫の扉に
貼ってあり、本当に食事作りの手を
抜いていないのがわかります。
頑張っているなと思わずにはいられません。
ふとリビングに行くと、ソファーの陰に
ガラスの保存容器を発見!
中身は梅干しだったり
果実酒だったり様々です。
家族のために、と言います。
規則正しくならんだそのビンは
とても美しいと思いました。
同じ形、同じ大きさ
それらが2つ3つ並んだだけで
そこにリズムが生まれ、見ているだけで
心地良いものです。
それがいくつもいくつもあり
ちょっと圧倒されました。
見せるためではなく必要だから置いた
までです、と奥様。
一所懸命家族のために頑張っている姿、
そしてはにかんだような笑顔。
だからでしょうか、そのビンから
エネルギーのようなものが発せられている
とさえ思いました。
リズムが生み出す美しさにしばし見とれ
とても気持ちのいい時間を過ごせました。


