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大量のパジャマのその訳

今年の夏休みに実家に帰り

急遽父の部屋の片付けをしました。

 

父の部屋にはクローゼットや

収納庫はありません。

 

家を建てた時、あえて収納は

作らなかったと聞きます。

 

ですから収納は置き家具に

頼るしかありません。

 

洋服箪笥の上を見ると

天井とタンスの隙間に

衣装ケースが置いてあります。

二つも!

 

 

よっこらしょ、と重いケースを

降ろして中をみると

なんとほとんどがパジャマです。

 

どしたの、これ?

 

びっくりです。

 

心の中ではこんなにいらないじゃん。

捨てちゃえばいいのにって

思ったんですよ、正直なところ。

 

ところが姉は捨てちゃダメと言います。

 

聞けば入退院を繰り返す父には

必要な物だし、その数も妥当だそうです。

 

そうなんだ。

 

よく見るとパジャマだけでなく

入院に必要な新しい下着なども

一緒に入っています。

 

生まれてこの方入院をしたことがない

私にはまったく知らない事情でした。

 

そういえば以前入院した会社の上司に

職場のみんなでパジャマを贈ったところ

すごく喜ばれたっけ。

 

物の適正量は人が決めるのではなく

自分で決める。

いつも自分でそう言っているのに。

「どうせお父さんのことだから

もったいないとかまだ着れるなんて

言っているに違いない」と

決めつけていたのです。

 

なんでもかんでも捨てればいい訳では

ないんですよね。

 

反省しました。

 

とは言え、タンスの上に衣装ケースなんて

地震が来たら頭直撃です。

キケン極まりない。

 

ホームセンターで布製のケースに

入れ替える作業で一応は終了と

なりました。

 

身内であっても部屋を片付ける

難しさを改めて知ったと共に、やはり

そこに暮らす人の笑顔が見られるこの

仕事に喜びを得られた二日間でした。