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不本意な片付け

片付けの依頼がありました。

依頼者は私の母と姉、

片付けるのは伯父の家です。

 

伯母が入院してからというもの

私の家族は何度か伯父の家に

泊りがけで訪れました。

 

そこで目にしたもの、それは

あふれかえるモノ、モノ、モノ。

 

これはまずい。

その思いから始まった今回の片付け作業です。

 

ただここで問題なのが伯父の意志、

本人は片付ける気なんてさらさらありません。

 

いつもの家でのいつもの暮らし。

不自由なんてしていないのですから

さぁ、片付けましょうなんて言ったって

気持ちが動くはずはありません。

 

でも今やらなければこの先ずっとこのままです。

心を鬼にして作業を始めました。

 

 

伯父の家は収納場所が豊富です。

 

そこにはモノがぎゅうぎゅうに

詰まっています。もう何も入りません。

 

とりあえず詰めるだけ詰めて、

よく使うものは出しっぱなし。

片付けが苦手な人の家でよく見る光景です。

 

 

だんだん年老いていく伯父のことを

考えればやはり少しでもモノを

減らしたほうがいい。

今回ばかりは伯父の気持ちに寄り添う

よりまずはモノを減らす。

優先順位が変わりました。

 

明らかに劣化したもの、

カビが生えているもの

などをどんどん捨てていきます。

その量は相当なもの。

 

あっという間にゴミ袋が増えていきます。

 

その横で悲しそうな顔をする伯父。

「それも捨てちゃうの?」

「それは取っておいてよ~」

そんな言葉が口をついて出ます。

 

正直ちょっと辛くなってきました。

 

片付けは本人がやると決めないと

決して成功しない。そう思っています。

ゴールだって本人が決めることなのに

今回はその本人の意志はある程度置いて

いかれています。

 

穏やかな伯父は決して言葉を荒げないけれど

本心は相当なものだと感じています。

 

でもね、おじさん。

やっぱりここはやらないと。

 

私だってかなりの葛藤ですよ。

正直後味が悪い。

 

身内の片付けはやっぱり難しいですね。

 

それでも一日の作業が終わりみんなで

お酒を美味しく飲めたのは良かったし

伯父の笑顔も戻りました。

 

まだまだ続く片付け。

またここでお伝えしたいと思います。