8月後半は大学で講師をしていました。
インテリアコーディネーター
1次受験対策講座の後半戦、
夏季集中講座です。
春講座も準備や勉強をしなければならず
休みを返上してその対策にあてました。
夏は夏で過去問の分析に追われ
やはり休みはなし。
学生さんを合格に導くためには
手を抜けません。
私なりに必死でした。
昨年と違ったのは、今年は質問してくる
学生さんがいたことです。
「先生、ここがよくわかりませんでした」と
申し訳なさそうにやってきます。
手にはびっしりと書き込まれ、フセンが
たくさん貼られたテキスト。
そうか、そこがわからなかったか。
出来るだけわかりやすく丁寧に教えたつもりでも
わからないものはわからない。
ある日のインテリアエレメントの授業では
こんな質問をしました。
「ロールスクリーンが家にある人はいますか?」
誰も答えてくれません。
ん?
「それでは家にない人」
えっ?
もしかしてロールスクリーンを知らない?
「はい」とかすかに反応してくれました。
えぇぇぇぇぇ!
そっかぁ、知らないか。
自分では当たり前でも
学生さんが知っているとは限らない。
もちろんそれをうまく伝えていた
はずだったのですけどね。
画像を用意していたわけではないから
テキストのイラストで説明するしかないか。
っと、あったあった。
プロジェクターを写すスクリーンが
あるではないですか。
これが窓についていると言っても
果たして伝わったかどうか。
私も必死です。
2週間の講座の最終日。
学生さんから「先生の教え方は
とてもわかりやすかったです」と
言ってもらえました。
嬉しかった。
本当に嬉しかった。
5月から担当して、試行錯誤を繰り返し
ここまで来ました。
途中で居眠りする学生さんがいると
何だか悲しくもなりました。
休みをほとんどこの仕事のために
あててきた数か月。
でもその一言で報われました。
「一回で受かった訳ではない」と
何度か話しましたが、それがかえって
よかったのだとも言われました。
無事終了した講座。
楽しかったかどうかはわかりません。
でも伝える喜びはやはりあります。
どうか私が全力で伝えた内容が
少しでも役に立ってくれたら嬉しいです。
そして是非とも合格してほしい。
講師からの願いです。

