伯母が亡くなって8月で一年が
経ちます。
喪も明けます。
一年なんてあっという間ですね。
相変わらずモノが多い伯父の家。
一度私の母と姉とで丸二日掛けて
片付けをしましたが、それ以来
何も手を付けていない状況です。
ガラクタやら袋類などは捨てようと
試みるも伯父の抵抗に合い
進んでいません。
そろそろ気持ちの整理がついたかなと
思っていたところ伯父が
「そろそろ片付けないとね」と
言ったのです。
「本当に片付けがしたい?」
決意を聞かないことには始められません。
確認すると、片付けたいけれど
どうしていいかわからないと言います。
伯父の決意も聞いたところで
片付けがスタートしました。
まずはダイニングにある収納庫から。
ライティングビューローのはずなんですけど
その機能は果たしていません。
出てくる出てくるガラクタ。
例えばアクセサリーが入っていたケース。
隙間という隙間に突っ込まれていました。
写真はごく一部、ものすごい量です。
でも中身は一個もありません。
とっとと捨てようとすると伯父は言います。
「何かに使えないかな」
使えません!
ときっぱり言うも、捨てるまでには相当の
葛藤があったようです。
しぶしぶゴミ袋へ入れていきます。
書類も山のように出てきます。
それらを一枚一枚丁寧に読んでいきます。
小さなメモですら声に出して読み、
「なんだろうね、これ。
取っておいたほうがいいかな?」
「要らない!」
この繰り返しです。
ずっとずっとこの調子。
時間がかかるったらありゃしない。
裏が白い紙は絶対に捨てないし
ビニール袋は何かを入れてからじゃないと
捨てないと言い切る伯父。
私のイライラも募ります。
「一応取っておいて」
毎回同じセリフに
「なぜ?」と私。
相当口調はきつかったと思います。
気が付くと、私から見たらガラクタは
全て捨てろと説得していました。
これでは整理収納アドバイザー失格ですね。
モノを向き合い、残すモノを選び
気持ちの整理を付けていく手助けを
しなくてはならないのに。
自分の基準で捨てさせようとしていることに
はっとしました。
でも、そうでもしなければ
全く前に進みません。
自己嫌悪に陥りそうでした。
片付けも終盤に差し掛かった頃
捨てていいかと聞いたら言われたのが
このセリフ。
「縁起物だから取っておいて」
そう来ましたか~。
ボロボロの財布や景品でもらった貯金箱も
全て“縁起物”
そう言われちゃあ捨てられない。
何だか笑っちゃいました。
伯父の精一杯の抵抗なんですよね。
はいはい。
わかりました。
何だか疲れた一日でしたが
伯父と飲むビールは格別でした。


