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はかどらない身内の片付け

昨年から少しづつ片付けを始めた伯父の家。

モノであふれていた当時の様相からは

だいぶ良くなってきました。

 

時々、また来てと声がかかります。

 

「本当に片付ける気はあるの?」

そこを確認してから作業開始です。

今日はキャビネットの上。

 

 

いったい何が入っているやら。

恐る恐る開けてみると...。

 

積まれた箱の中身は、空箱の数々。

そして大量の書類がほとんどでした。

 

一つひとつ要不要を判断してもらうのですが

これが本当に時間がかかります。

 

空箱に至っては

「何かに使えないかな」

「いつか使えるよね」

と毎回同じセリフです。

 

書類は小さなメモにまで目を通し

私にいるかいらないかを確認し、

ようやく捨てるのですが、

それで終わりではありません。

 

名前が入ったまま捨てる事を極端に

嫌い、それを丁寧に確認しながら

切り抜き裁断していきます。

残った紙は資源ごみとして出すため

それはそれは丁寧に集め束ねています。

 

困ったことに再度捨てたモノを本当に

不要かどうかを確かめるのです。

特に私が捨てたモノ。

再びゴミ袋をひっくり返し、

必要と思われるものを

拾い上げ元に戻されます。

えいやぁで捨てた書類は資源ごみだと

指摘される始末。

 

こんな繰り返しですから

はかどるはずもありません。

 

それでも最後までやり遂げたい私に

こう言います。

「とりあえずそのままにしておいて」

「後で俺がやるから」

 

「やらないから言ってるんじゃん」と

毒を吐く私のことはスルーです。

聞こえないふりをします。

 

気が付けばもう四時間が経過しています。

毎回機嫌が悪くなる自分に反省しつつ

それでも不要なモノはなるべくなくして

すっきりとした暮らしをして欲しいと

思います。

 

聞けば、大量にある布団も

未使用の食器も処分したいと言います。

 

でも毎回抵抗され、処分するまでに

かなりの時間を要している現状では

劇的に変わるよりちょっとずつ

ちょっとずつでしか前に進まないのです。

 

伯父も片付けたい気持ちと

捨てがたいという本音と

闘っているのだと推測されます。

 

長期戦となると改めて思い知らされた

今回の片付けでした。

 

処分しようにも抵抗され再び

キャビネットの上へ置かれた箱。

 

でもだいぶスッキリはしましたよ。

 

次回は食器棚だな。