順調だった仕事もついにコロナの
影響で打合せが延期となりました。
思いがけず4連休。
ここはチャンスととらえ
徹底的に部屋の片付けを開始!
溜まっていた書類も、衣類も
仕事の資料もこの際見直しました。
ずっとずっと引っ掛かっていたモノ、
それは二級建築士の教材です。
何度か捨てようとしました。
でも中を開くと必死に勉強した
痕跡があり、どうにも捨てられないんです。
苦手な「構造」もちゃんと
理解しながら問題を解いています。
思い出すんですよね、
勉強していたあの頃を。
27歳の時初挑戦。
スクールにも通ったし、
ひたすら過去問を解く日々。
仲間と一緒に受験したから
受かったらお祝いしようね、なんて
言っていたのに。
結果は、
私だけ落ちた...。
本当に悲しかった。
一緒に受けた友人はその後
試験の事には触れることは
ありませんでした。
気を遣わせてるなと
申し訳なさでいっぱい。
来年もある、なんて安易に考えられないほど
範囲も広く難しいこの試験。
諦めようかな、と思い始めた3月頃。
なんと通勤途中で歩道橋の階段を
踏み外して骨折してしまったのです。
労災がおりたので
自宅療養となったのですが、
とにかく暇。
松葉づえを使わなければならないから
どこにも出かけられない。
日々の買い物だって不便極まりない状況。
そこで一念発起して
勉強再開。
やることがないし、
行くところもないから
勉強時間は自由です。
気が付けば昼夜逆転した生活でしたが
食事と寝ること以外はずっと勉強。
勉強、勉強、勉強。
結果は
なんと合格!!!
嬉しかったですよ~。
飛び上がって喜びました!
そんな感じで受かった二級建築士。
教材を開けばきゅんとなります。
でもね、その教材がその後
役に立ったかというと
そうでもありません。
ただただ思い出のためだけに
手元に置いていたのです。
もういいんじゃないかな。
この際ですから処分すると
決めました。
これだけ決断に時間を要するなんて
思い出に縛られすぎと自分なりに
考えてしまいますが
それは人それぞれです。
自分にしか価値がわからないモノが
ありますよね。
それが宝物なのです。
思いがたくさん詰まったモノ。
だから捨てるか取っておくかは
自分で判断しなければなりません。
ようやく捨てる決断ができました。
少し寂しさもありますけれど
これからも前を向いていこうと
思っています。


