インテリアコーディネーター仲間と
話す機会は多いです。
仲が良くなればなるほど人には言えない
悩みを吐き出すこともあります。
先日知り合ったコーディネーターが
ぽつんと言いました。
「お客さんが自分でどんどん
決めていくのよ」
「私なんて要らないんじゃないかって
思うの」
これはよく聞く話です。
カーテンとかクロスとか
マンションであれ戸建てであれ
決めることは本当に多いです。
そこで力を発揮するのが
インテリアコーディネーター。
でもほとんど口を挟むことなく
お客様が決めていくから
それをまとめる役割になっている、と。
今、私もあるお客様のコーディネートに
携わっています。
賃貸物件だから工事か絡むものは
ほとんどありません。
カーテンや家具などを選び
最終的には小物飾り付けまでと
しています。
初めて会った時お客様はこう言いました。
「自分の好きなモノがよくわかりません。
洋服でも髪型でもこうするといいですよと
アドバイスされて初めてそうなんだって
思うんです」
「だからお部屋のコーディネートでも
自分で選ぶと言うより選んで欲しい」
そうですか。
あくまでご自身と家族が住む部屋なので
やっぱり「この部屋好きっ!」って
思って欲しいのですが。
そんな会話を繰り返し、
私との契約を交わしてもらい
いざスタート。
好みは何となく聞いていたので
家具屋さんとカーテン屋さんへ
ご案内。
自分の中でどんなモノが
好きなのかちょっとでも心が
動いて欲しい、それが狙いです。
大井町にあるHUKULAさんへ行ったあと
品川のサンゲツショールームへ。
床に会う色はこんな感じかな、
お客様のイメージに合うかな、と
選んでお客様の元へ行くと
ご自身でもちゃんと選んでいます。
あら、素敵!
サンプルもらってもう一軒の
家具屋さん柏木工さんへお邪魔し
その日は終了。
そこからです。
お客様の感度がぐんぐん上がったのは。
後日ご自身で他のメーカーの
カーテン屋さんに行きレースを選び、
収納家具までオーダーにすると
言うではありませんか...。
結局お客様は全て自分で選んだのです。
自分の好きなモノ、好きなコト
それが一気に開花しました。
それを私がサイズ確認や
カーテン屋さん手配等諸々調整。
それでいいんですよ。
私達コーディネーターの仕事は
お客様の好みを引き出し
それをカタチにすること。
それと
「お客様の感度を上げる」
これがとても大切な仕事だと
思っています。

